不動産仲介の売却提案書は、AIでどう作る? 手順と人が確認すべき点
査定依頼と成約事例の2つをフォルダに入れ、Claude Codeに「売却提案書作って」と指示すると、26ページの売却提案書の下書きがPowerPointで約3分で出来上がります(当社の実演動画の例。物件は架空のマンションです)。ただし、査定の評価と売り出し価格、使う成約事例の選定、提案書の最終確認は担当者が行います。AIが作るのは下書きです。
作り方の手順
- 案件ごとに渡す資料を2つ用意する。一括査定サイトなどからの反響を貼り付けた「査定依頼」(テキストファイル)と、担当者が選んだ「成約事例」
- 資料を作業フォルダに入れ、AIに「売却提案書作って」と指示する
- AIから1回だけ質問が返ってくる。立地・建物・設備の評価と、売り出し価格をいくらにするかを、担当者が答える
- AIが事例から出した基準価格(実演のサンプルでは5,960万円)を示す。担当者が、その物件ならではの条件を金額で足し引きする(サンプルでは合計プラス100万円で、成約想定価格は6,060万円)
- 出てきた下書きを確認し、問題なければ承認する。26ページの提案書がPowerPointで出力される
- ふだん使っている自社の提案書(PowerPointファイル)を入れて「この提案書の見た目に合わせて」と伝えると、会社名・免許番号・担当者名・ロゴ・色・フォントなどを読み取って、自社仕様の見た目に設定される
実際の操作は 実演動画(YouTube) でご覧いただけます。
AIに任せてよいこと/人が確認すること
| AIに任せてよいこと | 人(担当者)が確認すること |
|---|---|
| 事例から基準価格を計算する | どの成約事例を使うかの選定(AIには探させません) |
| 加点・減点の合計を自動計算する | 立地・建物・設備の評価と、売り出し価格の決定 |
| 周辺の地価や地図など、無い情報をネットで調べて拾う(出所が確認できたものだけ) | 「未確認」と表示された数字の裏取り |
| 想定購入者層、物件の強み、弱点と対策、広告で強調する点の案を出す | 販売戦略の内容が自社の方針に合っているか |
| 26ページの提案書の体裁を整える | 提案書全体の最終確認 |
注意点
- AIが作るのは下書きです。査定額、使う事例の判断、提案書の最終確認は、必ず担当者が行ってください。
- 採用できる成約事例が3件を割ると、警告を出して止まるように設定できます。条件の合わない事例を混ぜると、査定額はいくらでも動かせてしまうためです。
- 飛び抜けて高い事例が混ざると査定額が引き上げられます。「飛び抜けた事例は計算から外し、参考として別に載せる」といった自社のルールを、AIに覚えさせておくことができます。
- 査定依頼に含まれる売主様の個人情報は、黒塗りしてから資料に入れてください。あわせて、AIの学習に入力データを使わせない設定を確認してください。
- 実演の対象はマンションです。戸建て・土地は見る条件が増えるため、別途の検討が必要です。
- 所要時間の約3分は、実演動画のサンプル案件での例です。案件や資料の状態によって変わります。
出典:当社YouTube動画「売却提案書をClaude Codeで自動作成」の実演内容(物件・人物・会社・成約事例は架空のサンプルです)。
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公開日:2026-10-13 最終更新日:2026-10-13 運営:合同会社OneSales